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『心が折れる職場』


とても共感できる内容でした。表面的なメンタルヘルス対策を否定されています。
上司がまず先に、自己開示行わないと部下は心を開かず、信頼関係は生まれない。
一方的に部下のメンタル不調原因を聞き出そうとしても、心の扉は開かれない。
確かにそうだと感じます。相手のことに耳を傾けますと一方的に宣言しても、
なかなか本音は出てこないですね。
それに、自己開示すること自体が、自分自身の成長につながるとことは、
”ジョハリの窓”理論からも裏付けられています。

また、管理職に知識付与的な面だけのメンタルヘルス研修をするほど、
心が折れる部下が増えるとも指摘しています。画一的でデリカシーの欠けた
対処方法に走ってしまうということです。

私は、かつてお世話になった上司から、
「人の上司になるということは、その人の人生に影響を及ぼすことになる。
 その気概を持って務めなさい」と言われました。
そこまで、関わりを持ちたくないと思う人も最近は、
上司側にも部下側にも増えていると思いますが、
この言葉は、決して忘れてはならないものだと思っています。

おわり

同じ著者の「劣化するシニア社員」という本が気になる。

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ジャンル : 本・雑誌

どうする!?職場の「困ったさん」



取り上げられている「困ったさん」を、私の職場では幸運にもあまり見かけない。
むしろ、反面教師的に描かれている部長さんの言動が、自分なのかもしれないと、
ちょっと、ぞっとしてしまった。

(2016年41冊目)

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『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』を読んで



現役時代にある程度の収入があり、老後は何とかなるだろうと思っている人が多い。
しかし、現実はそうは安穏としていられないと警鐘を鳴らしている内容です。
マスコミでもしばしば取り上げられ、NHKテレビなどでも特集され、話題になりました。
老後に予期しない(自分には起こって欲しくない)重荷を背負うことになると、
到底今現在保証されている社会保障のレベルでは、対応できないということです。
病気や障害、介護や教育費の支援などのために、安穏な生活は保障されず、
現実に、厳しい生活を強いられている人が増えているとのことです。
そのため、下流老人問題は、個人の不運や準備怠慢だけで論ずるのではなく、
社会問題としてとらえるべきとの趣旨です。

国家財政の中で、確か社会保障費は30兆円を超えていたと思う。
下流老人問題を社会保障の枠組みで考えていこうとすると、
この予算の面からも厳しい状況のように思います。
自己防衛をできることはしておかなくてはと思います。
まずは病気をしないことですが、これは既に手遅れの感があります。

本中にもありましたが、「早く死んだ方がいい」という気持ちにならないように、
自分自身を”生かして”おけるかが根っこの部分で大切かなと感じました。

おわり(2016年37冊目)

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仕事がうまくいく7つの鉄則 マツダのクルマはな ぜ売れる?


2016年、27冊目です。

ここ最近、マツダを取り上げた本が発行されていますが、
この本はいわゆる「自己啓発」のカテゴリーから出版されています。
今迄の本は、マツダのエンジニアリングに光を当てた本でしたが、
この本は、仕事の進め方、といっても若手社員のチップス&テクニックではなく、
マツダのビジョン、仕事に取り組んできた考え方を取り上げています。
マツダ役員等から聞かれる車創りに対する考え方を、改めて整理し鉄則として、
仕事を上手く進めるための自己啓発本という位置づけで書かれています。
開発担当役員の藤原さん、人見さん、デザイン担当役員の前田さんを始め、
たくさんの開発、生産エンジニアたちが、マツダのデザイン、開発、生産について、信条を語っています。

ただ文章表現はインタビューのやり取りを、あまり編集せずに書かれているようで、
ある意味「言いたい放題」のような感じを受けるところもありますが、まあ、それはご愛嬌ということでしょう。
マツダの車創りは、ある意味少し濃い人たちに、牽引されているんだと改めて認識しました。

おわり

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『嫌われる勇気』―――自己啓発の源流「アドラー」の教え


2016年、25冊目です。
他人の課題と自分の課題を分けて生きよ!
他人の課題について行動するということは、他人の望む人生を生きているに過ぎないという辛辣な考え方です。

今はやりのアドラー心理学の考え方を、若者と哲人の会話仕立てで紹介しています。
この会話形式は、古代ギリシャ哲学の王道だそうです。

自分の課題と「他人の課題」を切りわけ、「他人の課題」に干渉しない生き方を基本に置いています。
このように訊けば、自分は自分、他人は他人といった、無機質な人間関係を想像してしまいます。
でも、一方で、「相手に勇気を与える」ことの重要さも説いています。
相手に何が課題であるかを示し、それを実行するかどうかは相手の課題であって、
自分ではコントロールできないが、その課題に踏み込むために、相手を勇気づけることが自分のするべきことだというわけです。
エンカレッジするという言葉は、私も昔から好きだったし、
この考えは、会社組織などでは、ある程度許容されるものだと思います。
しかし、親子関係や教育の現場では、なかなか実践は難しいでしょう。
実際、この本の第2弾として「幸せになる勇気」とい本が出版されていて、
アドラー心理学の教えを学校教師として実践した若者が、学級崩壊に直面し、
教えを説いた哲人に迫るというシーンから始まります。

本書では、まず「全ての悩みは、対人関係の悩みである」としています。
他者から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを過剰に怖れていると。
また、「承認欲求は、相手に褒められたいから”よい行動をしようとする”
すなわち”他者の人生をいきることになる」、従ってアドラーは、”承認欲求”も否定しています。
この当たりが、評価が分かれる点かもしれません。
人間は、承認欲求の動物だから、それを上手く満たしていく仕事の仕方を
組織として取り組むべきという考えもあり、そういった本も出版されています。
過剰な承認欲求をどこで止めるかを、見極めることが大切だと思います。
認められたいが高じると、病的な行動に繋がることさえあるので、
「他者の人生」を生きないという決意は必要だと思います。

さらにアドラー心理学の理解を難しくするのが、「共同体感覚」を持つという考えです。
他者は他者といっておきながら、「共同体感覚」という考えが矛盾して見えます。
自己への執着を他者への関心に変えていくというもので、
この「共同体感覚」を持つのに必要な考え方として「他者貢献」「自己受容」「他者信頼」が、
重要と説いています。ここまで書くと、さっぱり分からなくなりますね。
興味がある方は、手に取ってみてください。体系的に理解する必要はないので、
自分の生き方に都合のいい考え方を部分的に切り取って適用すると良いと思います。

私はここ数年行動指針として「自己存在承認を諦観し、利他へ向かう」を掲げていますが、
どこか、部分的に似ているような気もします。

いずれにしても、体系的に全体を理解することは、無理だと思うので、
部分適用するほうが賢いと思います。

おわり

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トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
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