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心霊探偵八雲 (9) 救いの魂

心霊探偵八雲 (9) 救いの魂 (角川文庫)心霊探偵八雲 (9) 救いの魂 (角川文庫)
(2014/12/25)
神永 学

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2015年の8冊目です。
このシリーズもついに9作目。50過ぎのオジサンが楽しみに読んでいるのは、ちょっとどうかと思いますが。
主人公:斎藤八雲の赤い左目は、死者の魂が見えるという設定が、気持ちを惹きつけます。
彼が、「魂は見えるが救うことはできない」という絶望感が、周りの人の愛情に抱かれながら変質していきます。
毎回楽しみにしているのは、八雲に恋心を抱く晴香の心の揺らぎと決意です。
ただ泣いてばかりだった女の子が、彼を守りたいと思うことで少しずつ変わって行きます。
物語は、こう伝えていると思います。
「希望を抱くことは、叶うことを奪われた人間に絶望を与える」と、暗闇から囁く声に耳を貸さないことだ。
耳を塞いでいないと、その言葉は、心地よい諦念と聞き違えてしまいそうです。

おわり

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心霊探偵八雲8 失われた魂 (角川文庫)

心霊探偵八雲8  失われた魂 (角川文庫)   心霊探偵八雲8 失われた魂 (角川文庫)
   (2012/08/25)
   神永 学

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私のようなオジサンは、この本の読者層に入ってないと思いますが、
何故か、このシリーズは最初から読んでいます。

以前職場の女性社員にどんな本とか読んでるのと聞いたら、
「やくも」とかですと言われ、「うん?」、、、「そうなん」。
その時は、「やくも」が、本のタイトルなのか作者なのか分かりませんでした。
数日後、いつもいく本屋の映像化コーナーの一角に、
平積されている心霊探偵「八雲」の文庫本を見つけました。
このことだったんだ。それが分かったことが嬉しくて、すぐさま購入しました。

読んでみると、意外に面白い。
特に、晴香の表面的な部分とは異なる奥ゆかしい性格に惹かれてしまいました。

赤い眼を持ち心霊が見える若者と、その眼を初めて”きれい”といった女性の恋心という構図が、
十分私を惹きつけるものでした。

今回のストーリー展開はかなり劇画チックで、どんどん場面展開していきます。
結構入り込んで一気に読んでしまいました。
さて、今回の事件の結果、後藤刑事は警察を辞めて、
いよいよ心霊探偵が、八雲の本業になる予感がします。
晴香の恋心は、この先どんな行動を引き起こすのか、次巻にも期待です。

おわり

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ジャンル : 本・雑誌

『心霊探偵八雲7 魂の行方』

心霊探偵八雲7  魂の行方 (角川文庫)       心霊探偵八雲7 魂の行方 (角川文庫)
       (2011/10/25)
       神永 学

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おなじみのキャラクターのよって、心霊事件が解決していくという構図は、
変わってなく安心して読み進めることができました。
八雲の冷静さと人を馬鹿にしたような態度、一途な性格の晴香、不器用だが心の根優しさを持つ後藤刑事が、
そのキャラクターを存分に発揮したものでした。
ただ、ストーリーは、八雲の出生と結びついていきます。
おまけに、晴香の実家の近くということなので、大きな設定に変化がないのが、ちょっと残念です。
6巻で、一心が亡くなったので、大きく設定を変えていく内容なのかなという期待もありました。
でも、従来延長線上の話が展開していくことへの安心感もあり、複雑な感じです。
心霊現象のメッカは、もっと日本中たくさんあるでしょうから、展開広げていいと感じました。
そこに、強力な登場人物を絡ましていけば、さらに面白くなるんではないかな。
この小説は、心霊をモチーフにしているが、人の情念とか怨念みたいなドロドロした部分の掘り下げはありません。
そこらあたりの人間模様をさらに絡ませてくると話に一層面白さが加わるのではないかと思いました。

でも、とても面白いストーリーですよ。あっという間に読み切っちゃいました。

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トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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