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『仕事ができる社員、できない社員』

仕事ができる社員、できない社員仕事ができる社員、できない社員
(2011/09/02)
吉越 浩一郎

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2014年の11冊目です。

元トリンプの社長で、増収増益を続けた名経営者と言われている吉越浩一郎氏の仕事観が書かれています。
著者の本は、既に何冊か読んでいて実際に自分の仕事に取り入れたりしてきました。
今回の本も、今までの著者の仕事観に基づいているので、抵抗なく受け入れられました。
浪花節的な経営者ではなく、Coolなまでの合理的な考え方をされる方だと思います。
ANAを再建された稲盛さんとは、対照的な仕事観ですね。

「ノー残業デー」「がんばるタイム」「デッドライン」など他社でも取り組んでいる施策が、
ここでも紹介されていますが、これが継続し定着しているのは、(現在のトリンプのことは良く知りませんが)
経営者=リーダーの”徹底力”だと思います。組織が大きな力を発揮するのは、
”決めたことを徹底的にやり抜く”ことができた時だと改めて思いました。
私の職場でも、「がんばるタイム」に相当するものがありましたが、(今でもある事になっているが)
まったく形骸化しています。新人は、その存在すら認識してないありさまです。

できる/できない社員の差をいろんな切り口から述べられています。
リーダーになる人間には「分析力」「常識力」「判断力」の3つが高いことが求められるとされています。
この中で、「常識力」は、本を読むことで養えると書かれています。
これはアメリカ軍でも「上司として、リーダーとして必要なもの」とされています。
物事を徹底的に分析して、その上で、常識をもって正しく判断することができれば物事は上手くいくというのは、
まったく当たり前のことですね。いい本を読むことで「常識力」を磨けると言われています。
自分の実力よりも少し上のレベルの面白いと思える内容が書いてある本を読むことを進めておられます。
「ロジック」や「考え方」のレベルを上げることができ、今目の前にある仕事の「ガイドライン」として使えると
言われています。
確かに、自分がこれから進む道を確信するために、「本」は、後押ししてくれるような気がします。
何かしらおぼろげな”思い”や”感覚”を、実際の仕事や生活の中に、確定させ行動に落とし込むには、
先人の多くの”知見”、”言葉”、”考え方”は大きな力になります。
そして多くの”視点””価値観”を預けてくれるとともに、自分を勇気づけてくれると思います。

でも、こうも書かれています。「本を読んでただ言葉を理解するのではなく、それを自分の経験とリンク
させていく努力ができる人が、本当に「本をよく読む人で、「本を仕事に活かす人」だ。

耳が痛いですが、即効性のあるKnow-How本を読み漁るよりは、少し自分の中で昇華するのに時間が
掛かってもいいので、血肉になる読書をしましょうかね。

この本も、買ってから2年ぐらいして本棚に積んであった本ですね。

おわり

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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