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『陸に上がった日立造船』――復活にマジックはない あるのは技術力だ

陸に上がった日立造船――復活にマジックはない あるのは技術力だ陸に上がった日立造船――復活にマジックはない あるのは技術力だ
(2013/07/05)
ダイヤモンド・ビジネス企画、岡田 晴彦 他

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2014年の39冊目です。
高度経済成長の象徴的産業だった造船大手”日立造船”の歴史を綴った本です。
確かに、現在の日立造船は、まったく造船事業を行っていません。
紆余曲折した会社経営の結果、造船部門を切り離しその保有株もすべて売却したためです。
これを日本製造業の凋落と捉える面もあるでしょうが、この本は、時代の変化を創業時の事業から切り替えてでも、
生き残っていくという強い企業生命力とそこに働く人たちの戦いと捉えています。
日立造船の特徴は、造船事業が主体だったと思っていましたが、創業当時から陸上部門事業が盛んに行われていたということです。橋や工場プラント、トンネル掘削機といったものです。最近は環境関連でゴミ処理プラント事業などが柱のようです。会社経営危機により多数の子会社ができ、また消えていくという苦しい歴史をたどっています。
杜仲茶というお茶がブームになりましたが、日立造船因島工場バイオ技術部が開発したものだそうです。
生き残りのために他事業へ参画して上手くいった数少ない事例です。屋台骨が傾きかけてた時にどうするか?
経営者とってとても難しい判断だったと思います。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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