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『蜩ノ記』を読んで


2015年の21冊目です。

主人公の運命を受け入れた生き方に共感します。
10年後の定められた日に、命が終わるという運命を背負わされたなら自分はどう生きるのか?
主人公は、自らに課せられた仕事を黙々と勤めていく。そのことが、自らの生きたあかしであるともいえるが、
何を残したかというよりも、その間の彼の生き様が、矜持であり、周りにいる者の心に意を強くする何かをもたらしている。

もしも自分が主人公と同じ運命を背負わされたらどうだろうか?その日までどう生きるだろうか?
何か責務を負わされていなければ、日々の移ろいを一層哀しく感じるかもしれない。
それともその日まで享楽的に生きるだろうか?残念ながら、私にはそうはできない気がする。
背負ったつもりの運命に、背負われて生きていくような気がする。
人生の終わりの10年ぐらい清廉に生きるべきかもしれない。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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