読書Walker
読書を通して感じた事や、日々の出来事を綴っています。
『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』
素敵な本だと思うよ。
この年齢になって読むからそう感じるのでしょう。
この本を誰かに進めたいかって?
若い人たちには到底無理だし、かといって老いた母に進めるのも気が引ける。
自分の中の引き出しに仕舞い込んでおくのが、ちょうどいいようだね。
それも少しやわらかめの素材で作られた引き出しがふさわしい気がする。
残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる
明日は必ず訪れるが、自分のためという保証はない。
それでも、喜んで明日を迎えるために祈りがある。
人間は誰でも、過去-現在-未来という時間の流れの中で生きている。
過去の出来事、過去に得たものを土台に、未来への夢や希望を抱きながら、現在を生きている。
だから、過去や未来としっかり繋がっているかどうかが、
その人の現在の生き方や自己肯定感を大きく左右します。
一般的には、未来を失うということは、今生きる意味を失うことになる。
今の自分の状態に満足や肯定感がなく不安や生きがいの無さを混じているとしたら、
それは、「やらないこと」を選択してきた結果なのだろう。やらずに済ましてきた結果なのだから、
今の状態は、自分の判断の結果であり、他人に選択してもらった結果ではないはず。
自分の責任なのだ。「やること」を選択し、何かを変えていく『覚悟』があるかどうかが、
私たちの今を変える唯一のことだといえる。
ここ最近仕事をして思うことは、今、あるいは今日「やらない」で先送りしてしまったことは、
もう二度と「することはできない」ということです。
残された時間が少なくなってきたことが、そういう心情にさせています。
「やりきるか」、「やらないか」の2つしかなく、「先延ばし」にする「あとからする」は、できなくなってしまった。
おわり
