FC2ブログ

『第37回 読書会』を開催しました

『第37回 読書会』を開催しました
日時:2015年7月24日(金) 7:45-8:30
場所:会社の会議室
参加者:08Goさん、12Fuさん

今回は、私を含めて3人での開催になりました。

■FUさん紹介本

図書館で借りた本です。
芥川賞受賞作家、川上未映子「きみは赤ちゃん」です。
著者自身の妊娠、出産、子育てを描いたエッセイで、辛辣な表現がされてます。
嫁さんに読むように言われました。世の男性は読むべきかと思います。
自分の妊娠、出産という大事業の現実と、出産後の夫婦間の辛辣なやり取りが綴られてるそうです。

確かに男性には決して経験できないことなので、読むべきかなと思います。

■08Goさん
「答えは必ずある」 人見光男 著
ついに読みました。
いつも仕事で言われていることが、ここに書かれている。
人見さんというエンジニアのサクセスストーリーでもある。
人見さんのぼやき節が、読み物としての面白さも醸し出している。
これからの日本車は品格だと書かれているのが良かった。
仕事のやり方について、「出来ないと言わない」、
「出来ない」と言ったら思考停止になってしまうから、
やる手段を考え続ける人にしか答えはないと説かれている。
課題のヘッドピンを見つけて取り組むことと合わせて、
「答えは必ずある」のだと思いました。

■読書Walkerの紹介本
『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』 細谷功

タイトル通り、具体とはなにか?抽象とは何かをわかりやすく、途中で、
4コマ漫画を入れながら説明しています。

一般的に「抽象的なのでよくわからな」と他人から言われたことが多くの人にあると思います。
私もそういう経験があります。
この場合、抽象的=あいまいでわかりにくいものという解釈だと思います。
本書では、抽象の本質的な意味を解説し、むしろ新しい考えや物事の進化のためには、
抽象化が非常に重要であると説いています。
この本を読んで、もう、「あんたの話は抽象的でよくわからん」と言われても
気分を害さなくてもいいと思えました。
確かに、曖昧でわかりにくい伝え方、表現方法はありますが、それが抽象的だという方は、
間違った考え方だと思います。抽象化がなければ、スムーズに話が進まないことが現実には多く、
無意識に多くの人は抽象化することで、円滑なコミュニケーシンをしています。

抽象とは、特徴を抽出するという意味で、「枝葉を切り捨てて、幹を見ること」です。
個々にある共通の特徴を見つけ出しそれを一括りにできることを抽象化できるといっています。例)
私は魚類について研究しています。は「あじ」「さんま」「タイ」「マグロ」「。。。」といった
個別の魚の名前を挙げて説明することは煩雑で、却って相手の理解度を低下させます。
また、具体と抽象にはレベルがあって、どんどん具体方向、抽象方向に進んでいけます。
魚類をさらに抽象化したら、私は、生物について研修してますとなる。
具体化は、マグロの中のカジキマグロについてとかになる。

また、抽象化の重要な役割として、関係性を一般化して法則化できることがあります。
F=maのように。これがなければ、科学技術の進歩もあり得ませんでした。

さらに、大きな方向性や将来ビジョンを立てるのにも有効です。
わかりやすさだけが求められ組織や社会からは連続的な変化は生まれても、
大きな革新的な変化は生まれない、抽象化の概念を持てないと、本質的な変化を見いだせなくなってしまう。

抽象化=分かりにくく悪いことというレッテル貼りは、抽象的な概念構成による本質への
アプローチが苦手な人が創りだしたステレオタイプなのかもしれません。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『第33回 読書会』を開催しました

『第33回 読書会』を開催しました
日時:2015年3月6日(土) 7:45-8:30
場所:会社の会議室
参加者:08Miさん、12Yoさん、12Fuさん

今回は、私を含めて4人での開催になり、活気がありました。

例によって最初の15分ぐらいは、仕事に関する情報交換など、フリートークでした。
今年6月から4年の予定でアメリカに赴任する入社7年目社員の話を、入社4年目社員が聴くという構図です。
先輩社員は、もとは同じ部署だったのでしが、現在は本人希望で他の部署で働いています。
自分達に関連する将来の規制動向についての取り組み状況などを教えてもらい。
普段の仕事では得れないこともあり、少しは有益だったかなと思います。
いい「場」として機能したかなと思います。

紹介された本
■12Yoさん紹介本
 「技士道 十五ヶ条 ものづくりを極める術」 著者:西堀 榮三郎

現在読んでいる途中です。
著者:西堀氏は、東芝へ入社し技術者として功績をあげ、第一次南極観測隊に参加したり、チョモランマ登山計画に関わる登山家でもあり、また日本原子力研究所理事も務めた。さらに日本の品質工学の父を言われた人である。
この本は、先日受講した「品質工学」の講師の方から紹介された本です。

本の中から、南極観測隊に参加した時のエピーソドを紹介してもらいました。
南極に関する知識が無かったので、アメリカやオーストラリアにどういうものを持っていったら良いかアドバイスを求めた。
そうすると”冷蔵庫”が必要だと言われ、南極には氷がたくさんあって不要だろうと思っていた。
ところが、南極にいって氷の間に食べ物を保管していたら、夏の南極は24時間日照があるので、氷の割れ目が開いて下から海水が上がってきて食料がダメになってしまった。
このことから「少し知っていることは、大変恐ろしいことだ」という教訓を得る。
一般的な知識で軽く考えていたら大失敗をする。先入観なく虚心坦懐に、経験を学びに繋げ反映している。
この点に紹介者の12Yoさんは、共感されたようです。

他の一般読者のブログで内容のエッセンスを知ることもできます。

■12Fuさんの紹介本
「日産自動車における未然防止手法Quick DR」 著者:大島 恵、奈良 敢也

この本は新入社員研修の時に、講師の方から紹介された本だそうです。
先ほどの12Yoさんの紹介本も同じ人の紹介です。
いい本を、若い人に紹介できるのは素晴らしいことだと感心します。

おもしろい!日産自動車では2005年に品質不具合が減らず苦慮。FMEAやDRBFMしても減らない。
その状況を変えていくための取り組みが書かれている。
知識、人、プロセスの全てを変えようとしている。
ポイントはQuick DRで、皆が楽しく変化点をディスカッションすることが根底 使用する表のフォーマットを統一したり、
中身をフォローする仕組み
レビューをするマネージメントの教育もするし、レビュー者の認定制度も作った。
楽しくやるという雰囲気から作るのは、発言を否定しないで、そはいい気づきだねといって、
意見をどんどん出していく事に繋がる。

この本の著者の一人である奈良敢也さんの講演資料がネット上にありましたので紹介しておきます。

■私の紹介本
1.「頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法」 著者:田村耕太郎
元国会議員の田村耕太郎さんの政治家生活を経て得た人生訓のような本ですが、
「失意泰然、得意淡然」という言葉が、最も琴線に触れました。
人生生きていれば、失意の繰り返しのような気がします。
いっそ、何かに期待するのは一切やめた方がいいのではと思うようなことの繰り返しでもあります。
そんな山谷が必ず訪れる人生を泰然として淡然として生きることが、
自分自身を最高の状態に保つことなのかもしれません。
この本の感想はブログの他の記事にも書いています。

2.「強く生きたいと願う君へ」 著者:坂本光司
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司さんの生き方、人生観を書き記されたものです。
本物の強さとは、利他の心を培い、人の痛みに寄り添い、役に立ちたいと考え行動することで育まれると言われています。
「正しいことをするためには、地位を高めなくてはならない」とも書かれています。
権力を手に入れ振りかざすことではなく、自分が信じる正しいことを組織や社会の中で実現するには、
地位を高め、責任のある役割を担うことで実現できます。社会の中で生きていれば、真理です。
仕事や会社、上位職に不平不満だけをぶつけ、決して責任ある立場に付こうとしない人が組織の中にはいますが、
それでは、絶対に正しいことは実現できませんね。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『読書会』をやりました

2015年最初の読書会をやりました。
第32回読書会
日時:2015年1月23日(金)7:45~8:30 @会社の会議室
参加者:4人

今回は、私を含め4人で開催しました。
各自が読んだ本を一冊ずつ紹介し合いました。

○久しぶり参加のG藤さんの紹介本
「極真カラテ 我が燃焼の瞬間」 松井章圭 著
極真カラテの松井章圭の自叙伝です。G藤さんは、この本を読んで仕事にカツが入るそうです。
本人も極真カラテをされています。

○最近、子供さんが生まれたF田さんの紹介本
「成功への情熱」 稲森和夫 著
この本をいつも持ち歩いているそうです。
京セラの創業者でauや日本航空の再建をされた方で、尊敬されている経営者の一人です。
家族的な考え方での経営や技術者として徹底的に努力する姿勢などが書かれているそうです。
紹介してくれたF田さんは、やる気を出すときにこの本を読み、一方で辛くなった時には、
松下幸之助の「道をひらく」を読むそうです。

○初参加以来、皆勤参加のY井さんの紹介本
「ロジカルシンキングが身に付く入門テキスト」 西村克己 著
入社3年目ぐらいまでの社員が読むのにいいとのこと。会社で言われていることが、
分かるようまとめられているそうです。彼は、この本の中で、既成概念を取り払い、
ゼロベースで思考するという考え方が、今自分が担当している仕事で活用できる話してくれました。

○私の紹介本
「「考える力」をつける本」 轡田隆史 著
元朝日新聞社、論説委員の轡田隆史さんの「考える力」をつけるための本です。
巷間出回っている”考える力”をつける本とは異なり、仕事だけでなく社会人として本質的な考える力を
手に入れるためのアプローチが紹介されています。例えば、「良い問いは答えより重要だ」と書かれている。
すなわち考える為の具体的はHow toは、書かれていません。
この本と対極的な位置づけにある「考える力」 イノベーションクラブ著 も一緒に紹介しましたが、
こちらは、具体的思考方法、考えるフレームワークなどを具体的に説明しています。
参加した若いメンバーには、轡田さんの書いた「考える力をつける本」にあるような
本質的な考える力を身に着けてほしいと願いました。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『第30回読書会を開催しました』

2014年11月14日(金)第30回読書会を開催しました。
場所:会社の会議室/時間:7:45~8:30
参加者:Gさん(入社7年目)、Mさん(入社7年目)、Yさん(入社3年目)、Fさん(入社3年目)
記念すべき?第30回にふさわしく、私を含めて5人の参加者で活発な会になりました。

各自読んだ(読み中)本の紹介をしてくれました。

■Fさんの紹介本
「トヨタ式人間力」 著者:若松 義人、近藤 哲夫

入社して最初に読んだ本です。
入社研修時、”仕事の進め方の講義”で、講師から進められた本2冊のうちの1冊です。
確か、もう一冊はクロネコヤマトの人の本でした。
本の中身は、仕事の見方、仕方、考え方に関することで自己啓発の本です。
仕事を進める上で考える⇒行動すること。
トヨタのエピソードを視点に書かれている。
トヨタでは改善は常に続いている。
出来ない理由を言うのではなく、できる方法の考え方が書いてある。
5回の何故は、「仕事の基本」という本に通じると思った。
現場現物が大事で、知識だけで頭でっかちじゃだめということなど。
本は月に1~2冊読んでます。

■Yさんの紹介本
「東大教授が教える独学勉強法」 著者:柳川 範之

本屋の目につくところに置いてあった。
著者は、経済学の先生ですが、
高校に行っていない、シンガポールで通信教育(慶応大学の)を受け、30代で東大教授になった。
シンガポールには日本語の参考書なく、自分で考えて勉強することが身についた。
そこから人生観ができた。
「こういうふうにとか、How to~」でなく、意識を、勉強とは何かにする。
これらは、うちの部の考え方に近い考え方だと思った。
・えらい先生の言ったことを鵜呑みにせず、自分なりに組み立てられるか?
・本の内容を全て鵜呑みにせず、それ以外にもあると疑問持つとか。
・答えの無いものに自分なりの答えを見つけること。
・本や参考書をどんどんつまみ食いして、いっぱい知る。いい先生の代わりとする。
・全員が当てはまらず30%ぐらいが合えばいい。自分に合うものを得る。
・自分の頭の中で、考え判断できる勉強力を身に付けよう。

「勉強は、加工業と表現されている」例えば、
部品---加工---自動車
 ↓
知識---自分---アイデイア/考え/判断
    │
 熟成させる=吟味する。意味を考えて、自分の考えでO/Pを出せ。鵜呑みではなく。

Gさん:勉強するのは今しかないよ。帰宅したら子供の世話とかあるしね、、、。
私:マスコミの報道も鵜呑みにしないこと。なぜ、今そのニュースがこの時間に報道されているのか?
たくさんある情報の中からセレクトして表に出てきている情報なので、
誰かの意図があるはず、ぐらいのことは考えた方がいい。

■Gさんの紹介本
「経営学」 小倉昌男

ヤマト運輸創業者の息子さんの本。民間宅急便の創始者。
郵便局があり、民間ではありえないゼロから(宅急便を)起した話を本にしたもの。
何を考えて、どう決定してきたのかのプロセスを書いている。
こうやって決めてきたことが見える。意思決定が学べる。ちょっと読み始めたところです。
元々、関東圏内の搬送が、ヤマト運輸は得意だった。
戦後に道路が整備され、遠距離もできるようになったが、創業者の父は手を出さず。
経営が厳しくなってきて、一念発起して息子が、
郵便局しかできないことをやれば、競合いないと考えた。
強みになるんじゃないかと考えた。
トラック1台当たりの荷物の積みこみを綿密に計算した。
3年後に利益が出る計算をした。強い野心、意志、綿密な計算。
民間で無かったものからサービスを生み出すことは、参考になる。

■ Mさん
今回は、本ではなく京都での修行?の話を紹介頂きました。
宝泉寺で禅の修行をしてきました。
2泊3日での修行でした。
この修行の間、ご飯を食べ終わった後は、お茶碗を洗剤などで洗わず、お湯で汚れを落とし、
自分の手できれいにするんだそうです。

私:「あ~、なんかTVで見たような気がする。しかし、修行を通じて「煩悩」は消し去れたのか?」
さらに、Yさんもこのお寺で修行をしたことがあるとのことで、YさんがMさんの兄弟子であることが判明しました。

■私の紹介本
『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』 佐々 涼子

以前にも紹介したかもしれませんが、
人間の生死にかかわることが、テーマになっています。
メンバーの中に、死生観に興味をお持ちの方がいらっしゃるので紹介しました。

2012年第10回開高健ノンフィクション賞受賞作品です。
海外で亡くなった邦人の遺体を国境を越えて、
遺族のもとへ運ぶ仕事に携わる人たちの生き様と、
その尊さ、そして否応なしに向き合うことになる”死”への観念の変化が、
著者の心境とともに描かれています。
飛行機から柩が降ろされるテレビ映像を目にしましが、その柩の中がどうなっていて、
その後、遺族のもとに帰るまで何がなされているのか、知る由もありませんでした。
海外で亡くなった人の状態は、日本で病院で亡くなった場合とは想像できないほど
差があるそうです。
それを、在りし日の姿に戻して、遺族のもとに届けるのです。

夜間に飛ぶ飛行機を見て、きれいと思うだけではなくなりました。
あの飛行機の貨物室に、もしかしたら柩が置かれ、
遺族のもとに向かっているのかもしれない。
”死”は、それだけ身近にあるのだが、自分の前には突然やってくる。
その悲しみは、亡くなった人とその魂をいつまでもこの世に引き留めようとする。
でも、「さよなら」を告げて、彼岸へ渡らなくてはならない。
その為に、”弔い”の儀式があり、遺族の哀しみから、
一旦”魂”を解き放ってあげる必要がある。
その時、亡くなった人は生前同様の姿で、「さよなら」を言いたかったはずです。
その一時のため、国際霊柩送還士たちは、全てを捧げて尽くしている。
これは仕事というより、彼らの生き様そのものです。

家人によれば、「テレビドラマになってやってたよ」とのこと。
何かしら見た人に大切な感情を想起させたかもしれないが、
一人一人の心の奥底に入り込み、じっと考えを深めてほしいノンフィクションです。

もう一冊は、先日、部内の懇談会で話に出た”仏教”関係の本を改めて紹介しました。

『ブッダ 真理のことば 』著者:佐々木閑
 
神様も救世主も超越的力の存在も認めない「釈迦の仏教」は、
最近、アメリカなどのビジネスマンに広まりつつあるらしい。
「釈迦の仏教」とは、現在日本で信仰されている”仏教”とは、異なる考え方だそうです。
自分を救えるのはあくまでも自分自身であり、自分の心を正しく鍛えることによって、
心の平安を得ることが出来るとしています。
今の自分の在り様は、その原因となる自分の振る舞いがある。因果応報の考え方です。
ジェームズ・アレンの、『原因と結果の法則』という本があります。
自己啓発本の起源のような本ですが、この考えの原点は、「釈迦の仏教」の教えにあるということですね。

以上

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『読書会(第29回)』をやりました。

第29回読書会をやりました。(2014/10/3(金) 7:45-8:30 @会議室)

今回、何と新メンバーが参加してくれました。
入社2年目のYさんです。
本を読もうと思っていても、なかなかできないので、読書をするために、読書会参加を目標にしたいとの要望があり
快諾したものです。4年ぐらい前からこの会をやってますが、参加者が増えるのは久しぶりです。
一応、会員は私を含めて5人ですが、活動中なのは、3人だけでした。若い人が加わってくれて、
私も含めて元々のメンバーも読書欲が向上してくると思います。
紹介された本
■「背信の科学者たち―論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか」 著者:ウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド
この本が出版されたのは、1988年です。最近、復刊されたそうです。
小保方さんのSTAP細胞問題などでデータねつ造が問題となっていますが、世界の3大捏造の1つではとまで言われているそうです。このようなデータねつ造を行った科学者は、各地を転々としていくことになるそうです。
小保方さんも同じような扱いになるのでは? 理化学研究所は、不正を追及しないので。
ハーバード大学などの一流大学で起こったデータねつ造が取り上げられている。
難波紘二広島大学名誉教授のメールマガジンにSTAP細胞の研究に対するコメントが分かりやすいとのこと。
私も少し読んでみましたが、かなり厳しい視点で書かれているようです。

■「心を整える」 著者:長谷部誠 新たに参加してくれたYさんの紹介本です。
プロは結果だすプレッシャーに対し、コンスタントに力を発揮するためメンタルのコントロール術を持っている。
その平常心を記した本です。印象的だったのは、長谷部選手の審判に対する反応。
彼は、人間は間違いをするものだとの考え方を持っている。
日本代表戦でイエローカードでPKを取られてた。周りの選手は憤慨するが、長谷部は人はそういうものだからと
笑顔と敬意で対応した。その後の同じようにPKを貰えたことに、めぐっていく。
対人コミュニケーション、寝る前に30分振り返り、明日どうするかを考え心を整える。
自分と同い年であり、人間として先に行っている。凄いと思った。
会社でのストレスにどう上手く対応するかの参考にしたい。
ドタバタに立ち向かうというより、どう上手く心をコントロールするのか。
心を整えるようにしていきたい。

■「こう考えれば話は一瞬で面白くなる!」 著者:小川仁志
哲学者 小川仁志の著作です。
哲学の一般人への普及に努めているという感じがする本です。
上段に構えて”哲学”を分かりやすく説明しますと言っても、なかなか耳を傾ける人はいません。
この本は、「伝える」ために、哲学が活用できますよ!という視点で書かれています。
「世界最強のプレゼンは哲学なしには生まれない」と話が始まります。
事例として紹介されているのは”TED"です。TED TalksとしてYouTubeなどでも公開されてます。
アイデイアと叡智に溢れた素晴らしいプレゼンテーションが紹介されています。
ツカミ、メリハリ、オチを如何に上手く構成するかがプレゼンテーションの良し悪しを決めると言っています。
考え抜かれた構成をしっかり作って、初めて聞く人を惹きつける「伝える」プレゼンができる。。
そのしっかり考え抜かれたストーリーを作るのに、古今東西の哲学者が唱えてきた考え方が大いに役立ち、
難しく考えずとも活用できると説明しています。

例えば、ヘーゲルの唱えた「弁証法」を使いこなすと話がグレードアップできる。
この弁証法は、ネガティブなマイナスの問題をプラスに変える方法として紹介しています。
「お前は、アホやな!」というマイナスな言葉は、関西人はポジティブな表現、さらには”ほめ言葉”として使うことがありますね。
ネガティブが持つエネルギーを上手く活用してポジティブに変えていく考え方として紹介されています。

またカントの「コペルニクス的転回」も、話のメリハリをつけるのに、大いに活用できると書かれています。
聴く相手を「ハッとさせる」表現で切り込んでいくことです。
ディズニーランドのゲストへの対応方法としての教えは、「腹を凹ませろ」というのから始まるそうです。
敬語やあいさつなどの事を説明されるのかなと思っている相手をハッとさせ、話に集中させていくのだそうです。確かに哲学といえば哲学だが、、、。

このように、相手に伝えるために考えるには、「哲学」の考え方を活用すると良いと書いています。

考えて見れば、古代ギリシャ時代から、考えることを専門にしている人が哲学者だったのでしょうから、
人に話を伝えるためだろうが、問題を解決するためだろうが、人間が考える思考のパターンは、
概ね紀元前から考え尽くされているのかもしれないと感じました。

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター