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『自分を超える法』

自分を超える法   自分を超える法
   (2011/07/23)
   ピーター・セージ

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人間行動の裏には「6つ」の理由があると定義しています。

1.安定感:安定したいという欲求
2.重要感:価値がある存在でありたい。自分は特別でありたいという欲求。
3.不安定感:変化がほしいという欲求
4.愛とつながり:愛されたい。誰かとつながりを持ちたいという欲求。
5.成長:成長したいという欲求。
6.貢献:何かに貢献したいという欲求。

多くの人の世界観がこの6つの欲求が、1~6の順でプライオリティ付されていると書いています。
それは弱々しい世界観であるともいっています。
自分を変えて自分自身を超えて変化していくためには、
この世界観をより力強いものにしていく必要があると述べています。

そのため6つのプライオリティ順を、

  成長⇒貢献⇒不安定感⇒愛とつながり⇒安定感⇒重要感の順

変える価値観を持つよう進めています。

成長と貢献が満たされれば安定感と重要感も満たされるという図式だと思います。

他者への貢献を自分の信条の柱とする考え方は、
こういった欧米の成功を説く本に共通して言えることですね。
日本にも同様の考え方で成功を説く本があるが、これらの焼き直しかなと思います。
でも日本のものは、仏教の教えを基にしたものかもしれませんね。(詳しくないので)

成長したかどうかは、世の中にどれだけ貢献したかの度合いで測れるとも述べています。

また成長するために唯一の方法は、チャレンジすること。
自分に負荷をかける必要があるとも書いています。

これらのことから、この著者はかなり若いが、
上手くやるノウハウを伝授しているわけではないことが分かります。

貢献していくためには自分の損得を考える内向きの焦点ではなく
外向きの焦点を持つことの大切さを説いています。
どうすれば自分が得できるかではなく、どうすれば価値を提供できるかを考えること。

ただ、彼は注意点として、特に日本人に対して次のようなことを書いています。

「外へ関心を向ける」真の動機が貢献したいという思いではない場合がある。
その根底にあるのは「恐れ」からの場合があり、注意が必要だ。

「拒絶されることへの恐れ」から、
「相手のためになにかをしてないと、いつ嫌われるかわからないので怖い」という恐れです。
この「恐れ」が根底にある場合は、「役に立ちたい」という
気持ちがないわけではありませんが純粋ではありません。
貢献という建前のもと、「立派な行いをしている」と自分にも言い聞かせていますが、
本当は「立派な行いをしなかったら、自分が拒否されるかもしれないということを恐れている」のです。
みんなのためになることをしているのだから嫌われるはずがない」と忙しく
立ち回るのですが、「嫌われるのを恐れている」ため、心が満たされることはありません。
それがパターンとなり、「真の問題(拒絶への恐れ)」が覆い隠されてしまうのです


これは、とくに、「日本人」に多い傾向でしょう。
自分がそうなっていないか「チェック」する必要があります。

この文章を読んで、自分自身の心を射抜かれたような感じでした。
全ての行動が当たっているとは思いませんが、
心の中には、相手に拒絶されたくないので、善い行いをして見せている部分があると思います。
日本的に言えば「偽善」かもしれません。

偽善も100回重ねれば真の善になるかもと、
あまり深刻には受け止めないようにしていますが、
少なくとも「チェックは必要だと思いました。
 
以上

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
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