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『感情的にならない本』


2016年、26冊目です。

平易な文章表現で書かれているが、
一体どれくらいの年齢の人を対象にしたものなのかとも思わせる。

「不機嫌な人は幼稚に見える」とサブタイトルがついています。
そういわれると、少し胸に刺さるものがあります。
私は、結構会社で、「不機嫌そうに」仕事をしているようです。
自分でも、最近、確かに「不機嫌な顔」してるなと自覚するようになりました。
幼稚なのか?確かに幼稚な人間だと思いますが、ここ数年の不機嫌さは、体調面での不調が大きな原因です。
痛み、痺れ、異音、熱感、等々。今日は、割と痛みがなく体調が楽だなと思うことは、月に1日程度です。
いつも診察を受けるドクターに、これだけ数か所に同時に痛みを感じながら仕事をしていると、
これは「罰ゲーム」なのかと思うことがありますと話したら、失笑され、新しい薬を処方してもらいました。
精神的な未熟さが、表情に表出する前に、痛みによる苦痛がそれを追い越してしまっていると感じる。
怒りも、6秒間我慢すると、消え去るといいます。
フィジカルな苦痛が、この6秒間の代わりをしている形になっているようですね。

おわり

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『人は死ぬとき何を思うのか』



2016年、21冊目です。

このタイトルと同じ書籍を読んだことがあります。
4人の著者の一人である大津秀一さんの終末期医療の現場経験に基づいて書かれた本だったと思います。
確かテレビでも取り上げられていました。
この本は大津さんに加えて、3人の著者が「死」に向き合うことについて書かれています。
渡辺和子さんは、「置かれたところで咲きなさい」の書籍が有名なノートルダム清心女学院の理事長です。
一期一会を大切に生きることを書かれています。
著者の一人で「納棺夫日記」で有名な青木新門さんの死をもっと身近なもととして感じ、
生活から遠ざけない生き方をしようと書かれています。
現代人が死やそれにまつわる出来事から遠ざかって暮らしていけるような社会の仕組みになっています。
中世の諸行無常の観念は死を身近に感じた人たちの考え方だと改めて感じました。

おわり

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tag : 読書

『面倒だから、しよう』

面倒だから、しよう面倒だから、しよう
(2013/12/19)
渡辺 和子

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2014年の17冊目です。
ノートルダム清心女子大学理事長 渡辺和子さんのキリスト教信者としての価値観が書かれています。
ベースがキリスト教義にあると思いますが、それにご自身の経験と苦悩とそれに向き合って考え抜く、
感じてきた磨かれた人生観が珠玉の言葉として綴られています。
前作「置かれてところで咲きなさい」に続いて名著だと思います。


ご自分の大学の女子学生たちに、『お化粧品できれいになれるけど、美しくはなれません。
「面倒だからしよう」と呟いて、「しようか、どうしようか」と迷う時には、してごらんなさい。
その積み重ねが、あなたがたを美しくしてくれます。』と語られるそうです。

また、「未見の我」という言葉を紹介されています。
若い方にとっては、気付かない自分の可能性を見出していくという意味でしょう。
私のような年配者にも、まだ未見の我があるというのでしょうか?
著者の渡辺さんの自己人格の成熟への修練の姿を見るにつけ、
自分自身の「成熟」へ向けて修練することが、未見の我を見出すことになると思いました。

親しいとは、言いたいことを一方的にぶちまける開示性ではなく、相手の独自性を尊重すること。
そこには淋しさや孤独感がある。それを受け入れる感情のコントロールも必要だ。
それくらいのことは、出来なければいけない年齢だが、、、、。
許されるなら”修練”を積みたいと思います。

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『絶対にゆるまないネジ―小さな会社が「世界一」になる方法』

絶対にゆるまないネジ―小さな会社が「世界一」になる方法   絶対にゆるまないネジ―小さな会社が「世界一」になる方法
   (2011/03/01)
   若林 克彦

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ハードロックナットという絶対にゆるまないネジを製造販売している
ハードロック工業社長の若林 克彦の書かれた本です。

実は、2,3年前に購入して20~30ページ読んだ後に積んどく状態にしていました。
再読のきっかけは、職場で若手社員とエンジニアリングスキル向上について話し合う機会があり、
たまたまその場で、本四架橋にゆるまないネジ、ハードロックナットが使われていることが話題になりました。
そう言えばあの本読みかけだったなあと思いかえし、若手社員の手前、
少しはエンジニアリング的なことについても知見を高めておこうと思い直し再読しました。

内容は、ハードロックナット工業社長の若林克彦さんが、ネジ業界で仕事を始めてから、
ハードロックナットという絶対にゆるまないネジを商品として成功させるまでのヒストリーです。
純粋なエンジニアリン的内容というよりも、小さな会社でも、”Only One”の技術に拘った
商品を武器に成功できるというものです。

ご本人のアイデイアのセンスには、ビックリさせられます。
現在の会社創業時には、収益を確保するため、ぺーパーホルダーやタマゴ焼き器などアイデイア商品を造られています。
こういったアイデイアは、技術へのこだわりから生まれてくるのだと思いました。

ハードロックナットというのは、この世界では最上位のネジですが、
その前にU-ナット(いまでも使用されている)というゆるまないネジを考案されている。
U-ナットは発売後好調に売れていくのですが、大きな荷重がかかるとどうしても弛んでしまうという欠点がありました。
一部のユーザーからクレームがあったものの、社内的には少数クレームとして処理し、
このままビジネスを続けていこうとしていた。
しかし、若林さんはそれをどうしても解決したくって、経営方針の違いからとうとう自分が創業した当時の会社を手放して、
新しい会社を作ってしまいます。この新しく作った会社が、ハードロックナットを世に送り出し成功を収めていきます。
少数のお客さんのクレームは、見逃してしまうことが多いと思いますが、
それを解決しようという点に、技術者としての信念や拘りを強く感じました。
それまでの経験に裏打ちされた自信があったと思いますが、
自分が育てた会社を人に譲与してまで、突き進む”胆力”と”何とかできる”という人生観に共感しました。

おわり

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『白き手の哀しみ』 - 渡辺淳一メディカル・セレクションI (中公文庫)

白き手の哀しみ - 渡辺淳一メディカル・セレクションI (中公文庫)白き手の哀しみ - 渡辺淳一メディカル・セレクションI (中公文庫)
(2012/09/21)
渡辺 淳一

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表題作「白き手の哀しみ」を読みました。
男性にしかわからない最後の迎え方ですね。
死をまじかに迎えた男性患者さんが、
若い看護婦に手淫を手伝わせ射精して命尽きるというものです。

男性ならば、共感できると思います。
現代でこそAVで、患者さんの手淫を看護婦さんが手伝うという作品はいくつもあるが、
それまで品行方正であった齢60歳の男性が、
死を目の前に迎え”変質”し、想像できない行動として描かれています。

患者さんの行動を”本能”とか”なま”というった言葉で表現されていた。
川を遡上して卵に射精するサケのオスの姿ともオーバーラップさせられていた。

ただ、本能といってしまえば、生臭い感じがしますが、
男性ならば、「そうなるものである」ということに過ぎないのかもしれない。

サケの射精とは、断末魔の行動としては共通でしょうが、
その先に繋がるもの無くてもその行動をしてしまうのは、
男性の”性”だと思います。

私が同じ状況だったら、その”性”に従ってしまうかもしれない。



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プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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