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『社員のモチベーションは上げるな!』

社員のモチベーションは上げるな!   社員のモチベーションは上げるな!
   (2009/07/25)
   宋 文洲

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自分の職歴の長さのせいか、内容に共感する部分が非常に多かったです。
ふた昔ぐらい前の日本社会の考え方に似ているとも思いますが、
同質のものではないと感じました。
むしろ中国人である著者が普通に持ち合わせている通念を
基本にしているのではと思います。
もし同じ目標に向かって競争する相手企業に、
こういった考え方をするリーダーがいると大きな差がつくように感じました。

会社で人材育成の仕事をしていると、
「モチベーションが上がらないんですが、どうしたらいいですか?」という
質問や相談をたくさん受けます。
何とか彼らの心に火を付けようと、いろんなアドバイスをしていますが、
それが功を奏して、モチベーションが上がった社員はほんの一握りです。

だから、「モチベーションを上げてくれたら仕事ガンバリます」という社員のモチベーションを
上司や周りが上げるのは無理という著者の意見には、共感できる部分もあります。

多くの人が、「モチベーション」に恋焦がれている気がします。
自分の人生でモチベーションがあった時はいつだったろうか?
何かに夢中になれた時はあったが、企業で求められるモチベーションとは違うような気がします。
モチベーションの高い社員というのは、実は稀有な存在なんだろうと思います。

会社入社時点で、「モチベーション」を高くして仕事できる人と、
そうでない人に分かれているようにも時々思ったりします。

なんとか中程度のモチベーションの持ち主を、少しでも前向きにするため
上司や管理職はエネルギーを投資しているのだろうと思います。

心に残った部分
「人間の能力には、ほとんど差がない。
 その差が広がるのは緊張感を持った人間が一生懸命、能力を磨く努力をするからだ。」

 確かに、仕事に本当の緊張感を持って(新入社員が持つ緊張感とは違う)
 臨んでる人間は少ないと思います。

「平等主義をやめよう。競争を是とする。」
「父親たるもの自己確立ができてないと会社でも家庭でもリードできんぞ。」
「差」があるから頑張る。


読み終わって、少々スカッとした気分になるのは、
日頃の会社での人材育成業務で十分な成果を出せてないせいだと思います。
 

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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