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『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
(2012/04/26)
木暮 太一

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「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

マルクスの資本論を基に、物の「価値」と[使用価値]について説明している。
給料が会社の儲けや自分の仕事の能力に大きく依存していると錯覚している。
実際は労働者である私たちに払われる給料は、労働力の再生産性を確保するために支払われている。
すなわち、明日も会社に来てもらって仕事をしてもらうために
会社が支払っているお金だという考え方はよく理解できた。

自分達が生み出した価値はすべて自分給料に反映されない。
こういった給料やものの価値の決まり方に関する説明がかなり長く説明されている。

だから、今の働き方で”ラットレース”に参加して、ゴリゴリ仕事するより違う生き方をしようと提案しています。

ただ全ての提案に共感することは難しかったです。

これから仕事に就く人(といっても、就活中の学生には実感がないだろう)
入社年数の浅い若い人に対してのメッセージということでしょうが、
私は、そういったことを考えがちな若手社員の教育を担当している観点から、
こういう考え方、提案の一端を知っておき、
自分の今後に反映できるものがあればと思って本を読んでみました。

それにしても、ヨーロッパ人と日本人の仕事の反対語の説明はなるほどと思います。
ヨーロッパ人は、仕事の反対語は、遊びだが、日本人のそれは、休み。
この価値観の違いで、人生の過ごし方が大きく変わってきている。
休日が、激しい平日の激務を癒す「休み」と考える。
遊びに行けなくなるほど、仕事をしたりしないヨーロッパ人。

そこで、どんな仕事に就くのがいいかを提案している
自分の知識の積み上げ、経験の積み上げが活かせる業種がいい。
変化の激しい業種では、せっかく身に着けたスキルも形骸化してしまうのが早く、
コモディティ化が激しい業種は避けるべきといった感じです。

ただこの提案の基本には、自分は何をしたいか?
何にだったら興味を持って仕事ができるかという視点が欠けているように感じました。

10年の継続が「理想の働き方を作る」
人は、1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する。
アンソニーロビンスの言葉だそうです。
10年間という長期的な視点で自分の仕事を築くという人は少ないですね。

終わり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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