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こう考えれば話は一瞬で面白くなる!

こう考えれば話は一瞬で面白くなる!こう考えれば話は一瞬で面白くなる!
(2014/03/04)
小川 仁志

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2014年の28冊目です。
哲学者 小川仁志の著作です。
哲学の一般人への普及に努めているという感じがする本です。
上段に構えて”哲学”を分かりやすく説明しますと言っても、なかなか耳を傾ける人はいません。
この本は、「伝える」ために、哲学が活用できますよ!という視点で書かれています。
「世界最強のプレゼンは哲学なしには生まれない」と話が始まります。
事例として紹介されているのは”TED"です。TED TalksとしてYouTubeなどでも公開されてます。
アイデイアと叡智に溢れた素晴らしいプレゼンテーションが紹介されています。
ツカミ、メリハリ、オチを如何に上手く構成するかがプレゼンテーションの良し悪しを決めると言っています。
考え抜かれた構成をしっかり作って、初めて聞く人を惹きつける「伝える」プレゼンができる。。
そのしっかり考え抜かれたストーリーを作るのに、古今東西の哲学者が唱えてきた考え方が大いに役立ち、
難しく考えずとも活用できると説明しています。

例えば、ヘーゲルの唱えた「弁証法」を使いこなすと話がグレードアップできる。
この弁証法は、ネガティブなマイナスの問題をプラスに変える方法として紹介しています。
「お前は、アホやな!」というマイナスな言葉は、関西人はポジティブな表現、さらには”ほめ言葉”として使うことがありますね。
ネガティブが持つエネルギーを上手く活用してポジティブに変えていく考え方として紹介されています。

またカントの「コペルニクス的転回」も、話のメリハリをつけるのに、大いに活用できると書かれています。
聴く相手を「ハッとさせる」表現で切り込んでいくことです。
ディズニーランドのゲストへの対応方法としての教えは、「腹を凹ませろ」というのから始まるそうです。
敬語やあいさつなどの事を説明されるのかなと思っている相手をハッとさせ、話に集中させていくのだそうです。確かに哲学といえば哲学だが、、、。

このように、相手に伝えるために考えるには、「哲学」の考え方を活用すると良いと書いています。

考えて見れば、古代ギリシャ時代から、考えることを専門にしている人が哲学者だったのでしょうから、
人に話を伝えるためだろうが、問題を解決するためだろうが、人間が考える思考のパターンは、
概ね紀元前から考え尽くされているのかもしれないと感じました。

この著者の哲学的考え方を活用する本として、前著『7日間で突然頭がよくなる本』があります。
もう読んだので、もっと頭が良くなっているはずなのだが、、、、。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『7日間で突然頭がよくなる本』

7日間で突然頭がよくなる本   7日間で突然頭がよくなる本
   (2012/12/15)
   小川 仁志

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この年になっても、頭がよくなりたいと考えているものだから、
ついこういうタイトルの本にてが伸びてしまう。

当然突然頭は良くなったりはしてませんが、、、。

哲学で使われる代表的な10個の思考方法を駆使して物事を考えてみてはというもの。

著者は頭のよい人とは、
「物事の本質を掴める人」
「相手の言葉の意味をしっかりとつかんで、応答する。それができる人」と言っています。
この定義には共感できます。
この物事の本質をつかむ方法として哲学の思考方法を活用しようという提案です。

10個の思考方法をいかに、状況に応じて繰り出し、
捉えた本質を、普遍的な表現で抽象化できるかだと言っています。

個人的には、10(これ以外もたくさんに思考方法が紹介されています)の思考方法を使うという点について、
少々ホットした感じがしています。
ともすると本質をつかむ方法は一義的に決まっているという感じがしてしまうのですが、
事象に対する思考の方法はいくつかあるので、それを状況に適用していけばいいと感じました。

論理パターンベスト10は以下です。
1)カテゴリー:種類ごとにグループで分ける
2)主観と客観:主体と客体で区分する
3)時間と空間:時間軸と空間軸に位置付ける
4)イデア:物事の正体を見抜く
5)運動として捉える:動いている途中としてみる
6)弁証法:マイナス要素をプラスに転じる
7)差異として捉える(否定弁証法):差異を重視する
8)構造主義:構造の中で捉える
9)因果関係:原因と結果の関係としてみる
10)人間にとっての意味:人間の存在を前提に考える

私は普段どの思考方法を使っているのかな?と考えてみると、
カテゴリーとか構造主義ぐらいは使っているかなと思います。

しかし、ほんとうに頭がよくなるためには、これらの思考方法を臨機応変に使えるレベルになるには、
この本をざっと読んだだけでは無理ですね。
定着するまで、さらなる学習と実践がいると思いました。

おわり

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プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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