FC2ブログ

『空白の桶狭間』 (新潮文庫)

空白の桶狭間 (新潮文庫)空白の桶狭間 (新潮文庫)
(2011/09/28)
加藤 廣

商品詳細を見る

2014年の40冊目です。
桶狭間の合戦に未だ残るミステリーを、秀吉の出自と絡ませて書かれた歴史小説です。
今川義元の大軍を、僅か20数騎で破るという”謎”に、著者独特のミステリー性を待たせたストーリーとなっています。

著者:加藤廣には、本能寺3部作といわる作品「信長の棺」「秀吉の枷」「明智左馬之助の恋」がありますが、
デビュー作の「信長の棺」を思わせる奇抜なストーリーだと感じました。

合戦前後の関係者の動きと心情を記した第五章「それぞれの桶狭間」は、この合戦に運命を左右された人たちの
存在を改めて思い起こさせ、心惹かれるサイドストーリーでした。
因みにこの本では、秀吉は「山の民」の出身として描かれています。
また信長が行った革新的と思われる施策も、必然的なものだったと評価しています。

歴史時代小説を読み始めたのは司馬遼太郎だったが、最近は、ものすごくたくさんの時代小説があり、
作家の方もたくさんいらっしゃいます。最近でも読むのは、やはり藤沢周平作品です。秀逸ですね。
皆さんも「たそがれ清兵衛」とか「小川の辺」といった映画はご存じでしょう。これらの原作が藤沢周平です。
現在、会社の方からお借りした「海鳴り」を読破中です。

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター