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『杖下に死す』



2015年の26冊目です。

江戸末期の大阪で起きた大塩平八郎の乱を軸にした物語です。

この本の続編として「独り群せず」という作品があります。
大塩平八郎の養子、大塩格之助と江戸から来た剣豪、光武利之の友情と大阪のコメ流通に絡む大塩平八郎の乱を軸に描かれています。
この物語では、大塩の乱の背後には、江戸幕府の大老派と老中派の争いが関係していることになっています。

この本は、主人公光武利之が武士を捨て、料理人として生き直すところで終わります。
続編の「独り群せず」の中に、光武利之の異母弟が、「兄上は自由で羨ましい」「自由とはなんだ?」
「自らをもって由とすることです」という会話がなされます。
この本では、利之が、自らの生き方を由とするに至るまでのためらいや揺らぎの心情が描かれていると感じました。

おわり
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トホトホWALKER

Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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