『ロマンとソロバン―マツダの技術と経営、その快走の秘密』


2015年の52冊目です。

内燃機関で燃費向上を目指したマツダは”持たざる者の遠吠え”と揶揄された。
マツダが進めてきた戦略を分かりやすく解説した部分が興味を引いた。私は、
内燃機関のエンジニアリングに関する知識が無いので、
圧縮比や機会損失をどうするといった技術的記載部分はちょっと駆け足で読んだのですが、
そういった技術の方向性への揺らぎがなかったことが、今のマツダの成功を導いていると思います。
恐らくマツダでも自分の担当領域を分業してやっている社員がほとんどだと思うので、
会社の戦略的な取組やマネージメントの動きなどは知る由もなかったと思います。
そういった意味でもこの本は、マツダ社員自身にしっかり読んでもらい、
自社の歩みと現状をしっかり認識して仕事に取り組んで欲しいと思いました。
そうすることで、マツダの進化が継続できるのではと考えます。
一方で、山内社長や金井会長、藤原専務に人見専務といった、
傑出した人財によって会社が救われ発展してきたんだと感じ、属人的な要素が強いことも確かです。
こういった”人”による企業経営の成否は、少しRiskも感じます。
今後安定的に企業として存続するためには、”人的”と”組織的”の両面で、力を発揮できる状態を
作り出すことが求められているのだと思いました。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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