『人間の分際』


2016年の1冊目です。

「やればできる」というのは、とんでもない思い上がりとの厳しい言葉の類が並んでいます。
書かれていることは至極まっとうなことなのだろうが、それを正面切って口にすると、
批判的にみられることが一般的だった。
私が受けてきた学校教育では、「やればできる」と先生や周りの大人から結構聞かされた記憶がある。
でも著者は、その言葉を口にできるのは、努力して成果を出した人、努力して成功を収めた人だけだと。
耳触りの良い言葉で、人を育てる方法が一般的なのだろうが、人生に不幸はつきもの、
努力しても報われないことのほうが多いし、人生はそういったもので作られていると腹を決めて生きることに、
いち早く気付き、その真理を胸に路を歩んだ者のみが、人生を自分の手の内にできるということだろう。
諦観の念を持つということだろう。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
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職業 サラリーマン
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