『二人が睦まじくいるためには』


2016年、8冊目です。

詩集は、いいね。
中学生から高校生の頃、詩を書いていたことがある。
結構書いたと思うが、あのノートはどこにいったのかな?
吉野弘の「祝婚歌」は、とても素晴らしい。
慈しみに似た想いが、二人の将来に注がれている素晴らしい作品ですね。
これから人生を一緒に歩み始める二人にも、
今までずっと一緒に人生を歩んできた二人にも、
贈ることができる詩だと思います。

もう一つ気に入ったのは「生命は」の詩の一節です。
 
 世界はたぶん
 他者の総和
 しかし
 互いに
 欠如を満たすなどとは
 知りもせず
 知らされずもせず
 ばらまかれている者同士
 無関心でいられる間柄 
 ときに
 うとましく思うことさえも許されている間柄
 そのように
 世界がゆるやかに構成されているのは
 なぜ?

自分と他者によってこの世界は構成されている。
それはなぜなのか?
他者への寛容も、求められていることの一つだと思うが、
それさえも、何故なのか?永久に続く問いですね。

おわり

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ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
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職業 サラリーマン
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