『人生を面白くする 本物の教養』


2016年、23冊目です。

著者の出口治明さんは、ライフネット生命CEOです。
職歴、学歴ともに超エリートですが、時間を掛け努力して教養を身に着けて
こられていると感じる部分があります。特に英語のスキル習得には、高年に
なってから努力をされているようです。それにしても、毎晩1時間の読書をされる習慣は凄い。
「良い習慣は、良い人生を創る」という言葉を思い起こさせます。
”人間が将来に備える唯一の方法は歴史に学ぶこと”とはっきり書かれています。
子育てを終えた人間が、生物としての役割を終えても生き続けている意味は、
人生で学んだことを次世代に語り伝えて、次の世代をより生きやすくするためと、
これもはっきり書かれている。これは人類の普遍的原理だと思いますが、
最近これをしっかりできているのか?疑問に思う時もあります。
もし、次の人に何も渡せるものがなくなったら長く生きている価値がなくなった
ということでもあるでしょう。
「命のリレー」と「知のリレー」の両方とも参加できなくなったら、はて何の価値が残るだろうか?

”本物の教養”を身に着けるためのHow-howが書かれているわけではありません。
まして、最近の新入社員が口にする「コツを教えてください」に応えているものでもありません。
自分で考える力を身に着けるために必要な教養が、”本物”だと言われています。
身に着けるまでのご自身の失敗を含めた経験が語られています。
現在の境地に到達されるのに30年近く掛かっているのではと思います。
言い換えれば、社会に出て数年で、本物の教養など身に付くわけがなく、
「身に着け方」を習得することが重要ということでしょう。
ご自身の経験則からいくつかの考え方に基づく手法を紹介されています。
これをそっくり真似てみても、同じ結果が出てくるはずはないので、Whyを主軸に「身に着け方」を身に着けることが、
現代人の為すべきことだと理解しました。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
居住地 西日本の地方都市

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