「職場のメンタルヘルス」を強化する―――ストレスに強い組織をつくり、競争優位を目指す


2016年、28冊目です。

従来のメンタルヘルス対策を「事後配慮型」と呼び、その対応に組織として対応する為に費やす時間や費用を「コスト」と解釈し、
一方今後は「予防配慮型」や「予防成長型」といった「予防のメンタルヘルス」が、重要な経営的課題だと述べています。
職場でのメンタルヘルスを未然に防止し、かつ健全にストレスを糧に成長していける職場を作るべきで、
それに掛るものを「投資」と呼んでいます。
ストレスは適切な範囲であれば、人の能力を伸ばし、高いパフォーマンスを発揮させる重要な存在だという
「ヤーキンズ・ドットソン」の法則を紹介しています。
その人が成長でき、パフォーマンスを最大化できるストレスコントロールが最重要ということです。
労働時間を削減してもメンタルヘルス疾患は減らないことも事実の様です。

また、メンタル疾患により仕事を休職してた後、元の仕事が出来なければ、
過剰な配慮をせず回復するまで、治療のため休むことを継続してもらう対応は、
合理的な考え方だとも書かれています。これは、組織運営側の立場を反映している面もありますが、
過剰な事後配慮を重ねると周りの人を含めて、職場に大きな歪が生じてしまうという理屈も経験的によく理解できます。
職場で予防的な動きはあるものの、多くのケースが「事後配慮型」になっているのが現状です。
担当業務の教育にも、「予防成長型」のアプローチを取り入れたいと感じました。

おわり

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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Author:トホトホWALKER
性別 男性(家族有)

職業 サラリーマン
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